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平成22年度 事業計画

Ⅰ 基本計画

 急速な少子高齢化の進行、厳しい雇用経済情勢が続く中、今日地域社会では、子育て不安、児童や高齢者に対する虐待、ひきこもり、高齢者の孤立化など地域課題が浮き彫りになるとともに、その様相も多様化、複雑化しています。井手町においても高齢化率が26%になりました。こうした中で、日頃地域での支えあい活動の重要性がより一層高まっています。誰もが自らの地域福祉に関心を持ち地域でのふれあいや支えあいを大切にして、住み慣れた地域でその人らしい自立した生活を安心して暮らせる豊かな社会に向けて、住民活動を主体とし、行政などの関係機関、福祉関係団体、ボランティアとともに、それぞれの力を持ち寄り、さらに連携・協働を図りながら、地域をみんなでささえる仕組みづくりに取り組んでいかなければなりません。
井手町社会福祉協議会では、地域福祉活動計画の策定を通じて、住民の皆さまや関係者とともに、地域の様々な福祉課題の把握に努め、地域社会全体での取り組みについて検討し、実践へとつなげるための啓発を通じて、住民本位の福祉の町づくりに向け、地域福祉の推進を図っていきます。
 住民による住民の為の豊かな福祉の町づくりに向けて事業に取り組んでまいります。
 

 重点目標

 1.地域福祉活動、在宅福祉活動の推進
 2.ボランティア活動の推進と支援
3.井手共同作業所の運営と育成支援
 4.社協基盤(法人運営)・財政基盤の確保と強化
 5.部会・委員会活動の推進
 6.府社協、町受託事業の実施
 7.「災害ボランティアセンター」設置への取り組み
 8.「地域福祉活動計画」の策定                                                                                        
 

 事業活動計画   

 1.地域福祉活動、在宅福祉活動の推進
  (1)地域福祉活動
    ① 地域福祉推進員による活動の推進、支援
    ② 福祉移動サービス事業の推進
    ③ 子育て支援事業の推進、支援
    ④ 生き生きふれあいサロンの実施
⑤ 小中学校福祉教育「障害者理解教育」事業の支援
    ⑥ 社会福祉体験学習の実施
     共同募金、歳末助け合い運動の推進
     ふれあい福祉まつりの開催
    ⑨ 介護予防事業の実施
     障害者生活支援事業の推進                  
 
   
(2)在宅福祉活動
   ① 一人暮らし高齢者・高齢者世帯等に対する福祉事業
     ・配食サービス事業  ・一人暮らし高齢者等懇親会及び交流会
     ・布団クリーニングサービス事業
     ・高齢者世帯電気、ガス設備の無料点検事業
    ② 一人暮らし高齢者への友愛訪問活動
     ・見守り活動の一環として「お花づくりの会」より季節のお花プレゼント
     ・絵画クラブ制作の絵手紙を誕生日にプレゼント
    ③ 介護用品や各種器材の貸し出し
     ・介護用品(介護認定を受けていない方)
 
2.ボランティア活動の推進と支援
        ボランティア活動の振興を目指し、ボランティアグループが地域を基盤として充実した活動を行なえるようボランティア団体等の運営に対し、支援、援助を行い、各種ボランティア養成講座、研修の参加、理解と啓発によりボランティア会員の発掘と増員、ボランティアバンク運営委員会の開催に努めます。
 
3.井手共同作業所の運営と育成支援
         通所生の自立と技能の向上を目指し、社会参加と生活指導及び訓練を行うため日々作業所
活動に取り組んでいる。活動中の安全と健康面を考慮した運営と指導体制を図る。
      (1)井手共同作業所運営委員会の開催
       (2)井手共同作業所まつりの開催
         (3)社会見学の実施
         (4)啓発活動の推進
 
4.社協基盤(法人運営)・財政基盤の確保と強化
   (1)社協基盤(法人運営)推進
     三役会、理事会、評議員会、専門部会、専門委員会の開催及び地域福祉推進員の活動の充実、支援。
   (2)社協財政基盤の確保、強化
     社協会員への加入を促進し、特別会員、賛助会員の拡大と会費の増収を図り、自主財源の確保に努める。
  (3)社協事務局基盤の確立
     社協の運営と事務局体制の強化、社協事業の円滑な推進を図るため組織の活性化に努める。
 
5.部会、委員会活動の推進
         専門部会、委員会活動は、社協の中核的な活動体であり地域福祉、在宅福祉推進の要として積極的な活動を図る。各部会、各委員会との連携、強調に努める。
      
  (1)調査広報部会
         ①広報誌の発行
        地域住民が親しんでもらえる「社協だより」等の定期的発行に努める
       ②調査活動の実施
        より見易く充実した「社協だより」発行を目指すため、調査、研究、研修の実施
 
 (2)住民福祉部会
   ①社協組織、財政基盤の確保、強化
    社協会員の拡大と会費の増収に努める
   ②共同募金、歳末助け合い募金運動の推進
   ③葬儀簡素化運動の啓発
 
 (3)女性児童福祉部会
   ①母子の会の支援と父子の会の確立
   ②児童、青少年福祉活動の推進
   ③子育て支援活動の実施
 
 (4)老人福祉部会
   ①敬老祝賀式の実施
   ②一人暮らし高齢者等交流会及び懇親会の実施
   ③家族介護者支援事業の実施
 
 (5)障害者福祉部会
①障害者福祉の推進
  ②井手共同作業所の育成支援
    ③「障害者週間」啓発事業の実施
   ④井手共同作業所まつりの実施・支援
 
 (6)広報と啓発の充実
  ・社協だより
   ・ボランティアバンクだより
   ・ホームページの更新
 
6.府社協・町受託事業の推進
  ①福祉サービス利用援助事業
認知症や知的・精神障害のある方で日常生活を営むのに必要な福祉サービス等を利用するための情報の入手、理解、判断、意思表示を本人のみでは適切に行うことが困難な方に対して福祉サービス利用に関する手続きや支払い、日常生活での諸手続き等の援助。
  ②生活福祉資金貸付事業
低所得者や高齢者、障害者の生活を経済的に支えるとともに、その在宅福祉及び社会参加の促進を図ることを目的として、その世帯の状況と必要に合った資金の貸付を行う。生活福祉資金調査委員会の開催、民生児童委員会との連携強調を図ります。
③高齢者見守り隊事業
地域生活において高齢者を孤立させず、さらに自立を促し高齢者自身が自ら生き生きと暮らすことを支援していくためには、日常生活における「顔の見える関係」づくり、地域住民自身がお互いに支えあい、高齢者を見守る為のしくみづくりを実施。
④心配ごと相談事業
広く住民の日常生活上のあらゆる相談に応じ、適切な助言、援助を行って地域住民の福祉の増進を図ることを目的に実施。
心配ごと相談、行政相談は第1月曜日、第3月曜日の13:00~16:00、老人福祉センターで実施(無料)ただし、第1月曜日が祝祭日の場合は第2月曜日とし、第3月曜日が祝祭日の場合は第4月曜日とする。
      弁護士無料法律相談は第4月曜日の14:00~16:00玉泉苑で実施(予約制)、ただし、第4月曜日が祝祭日の場合は第3月曜日とする。
  ⑤配食サービス事業
65歳以上の一人暮らし高齢者、高齢者世帯を対象に、月2~3回夕食にお弁当を配り、対象者への見守り、声かけ活動と食生活を見直すきっかけづくりをするとともに、地域社会でのふれあいと孤立感の解消を図ることを目的に実施。
  ⑥家族介護者支援事業
要援護高齢者を介護している介護者の身体的、精神的負担の軽減を図り心身のリフレッシュを目的に実施。
  ⑦寝具洗濯乾燥消毒事業
65歳以上の一人暮らし高齢者、寝たきり高齢者等のふとんを丸洗いし、清潔感と快適感を与えることにより生活の質の向上を図ることを目的に実施。
⑧軽度生活援助事業
在宅の一人暮らし高齢者等に対しホームヘルパーを派遣し、日常生活上の軽易な援助を提供することにより、自立した生活の継続を可能にするとともに、要介護状態への進行防止を図ることを目的に実施。
介護予防事業
転倒予防教室 ・高齢者健康相談事業 ・介護予防運動リーダー研修会 ・地域介護予防活動支援事業
⑩井手町敬老会事業
町から委託を受けて毎年「敬老祝賀式」を開催、70歳以上の方を招待し、慶祝することを目的に実施。
井手町立老人福祉センター玉泉苑・賀泉苑の指定管理業務
適切な施設の運営管理を行い、利用者への良質なサービス提供、利用促進を図る。
 
7.災害ボランティアセンター設置の取り組み
   大規模災害が発生した際の被災者支援ボランティア活動は、災害時に被災者・被災地の復興支援において重要な役割を果たしています。「井手町地域防災計画」には井手町社会福祉協議会が中心となり運営する「災害ボランティアセンター」を設置することが明記されています。
  平常時より住民の皆さまに理解と協力を求め、また、行政及び関係機関、関係団体等と協力しながら一日も早い復興を行う体制を整えるため設置に向けて取り組みます。
 
 8.地域福祉活動計画の策定
   地域福祉活動計画とは、井手町が策定した地域福祉計画と連携協同し、地域住民及び福祉・保健等の関係団体や事業者が、地域福祉推進に主体的に関るための具体的な活動の計画です。つまり、地域住民やボランティア、当事者などが主体的に参加し、地域社会を基盤にして進めていく地域福祉を、どのように推進していくのかをまとめたものです。
   地域の声をもとに、これからの地域福祉の取り組み方や福祉の町づくりについて、地域や福祉関係者等と協議の上、地域福祉活動計画としてまとめていきます。こうした活動を通じて、地域や住民への地域福祉に対する関心や意識を高めるとともに、計画に基づいた事業が円滑に行なえるよう啓発していきます。