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もえくさ(2010年4月)

▼年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず。4月は入学、就職、人事異動の月である。府社協でも、今年もまた新しい職員を迎えたり、人事異動により仕事をするメンバーが変わった。▼東京に出張等で行くことがあるが人の多さにはいつも圧倒される。この東京の空の下一千万人もの人が生きているのだと改めて思う。また、たまに東京から富士山が見えることがある。今、東京で生きている一千万人の老若男女も70~80年後はほぼ全員が存在しなくなる。富士山の姿は変わらないが、それを遠くに見る人は変わっているのだと無常的なことを考えてしまう。▼人は生まれ変わることができない。人生を最初からやり直すことができる人もいない。人生とは当たり前のことだがたった一度きりで取り返すことが出来ない日々の積み重ねである。そして人との関係でいえば多くの人との出会いである。私の場合、幼なじみは小学校・中学校で会った人であり、友とは高校や大学で、同僚や仕事の関係者は就職後出会った人である。▼新年度に入り、また新しくいろんな人と出会えると思うとわくわくする。そしてそれらの人とは笑顔で接し、良い関係を持ちたいと願う。▼最近、私は「時間管理」ということをよく意識するようになった。仕事中は時間に追われたり、私的生活では無為に時をやり過ごすことが多い。時間というものは1日24時間が全ての人に平等に与えられている。しかし、人によってメリハリのある充実した時間を持つ人もあれば私のようにそうでない者もいる。お金は貯金ができるが時間は使わなければ消えるだけである。以前、松下幸之助さんが「財産も名誉もいらない。欲しいのは時間である」と言っておられたのを記憶する。それほど時間というものは貴重なものと今しみじみ思う。▼平成22年度、同じ時代に生き縁あって出会う人達、そして一瞬一瞬の時間を大切にしたいと考えている今日この頃である。