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もえくさ(2015年5月)

▼目に青葉がまぶしいこの季節、寒くもなく暑すぎもせずちょうど良い頃合いではないだろうか。ところでご存知の方も多いかもしれないが、平成25年の国民生活基礎調査によると子どものいる世帯の相対的貧困率が16・3%(前回調査15・7%)に上がっている。子どもの6人に1人がその社会であたりまえとされる生活ができない状況である▼私にも中学生の子どもがいるが、6人に1人となると単純に言えば1クラスに6~7人くらいの子どもが貧困という計算になる。これはかなりの数だと思うが、正直なところ私の周りで貧困だと感じる家庭はそんなに多くはない▼つまり、貧困というのは周囲には目につきにくい。まして多感な子どものことだ、自分の置かれている状況は本当に心を開いた人にしか打ち明けにくいし知られたくもないだろう。親も生活を守るのに精一杯の中で子どもに対して十分に心配りをしたり周囲に助けを求めたりすることができにくいこともあるのではないか▼貧困の連鎖を防ぎ誰もが自分の生きたい道を選べる社会になるために何ができるだろう。教育現場でも課外の学習支援の充実やスクールソーシャルワーカーの増配置などの取り組みが始まっている。また、教育費の高騰化の問題などは国レベルでの解決が必要な課題であるが、その他にも困難を抱える子どもやその保護者を支える仕組みや理解を身近な地域で広げていくことが大切である▼制度にはあてはまらない課題に対して公民の役割分担と連携・協働の頃合いを図りながら、誰もがあたりまえの生活ができるよう本会でも社会福祉法人と連携して取り組む京都地域福祉創生事業を通じて取り組みを広げていきたい。(NK)