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もえくさ(2017年9月)

 夏も終わりが近づき少し切ない気分で秋を待つ人も多いのではないか。夏の休暇は新しいことへのチャレンジや、これまで時間がとれなくてなかなか手が付けられなかったことに取り組むなど様々な体験をする良い機会でもある▼府内のとある小学校の校長先生が「家族で海水浴に行ったり観劇などの文化的体験の有無がその子の生きていく力に大きな影響を与える」と話されていた▼経済的に困窮していたり、ひとり親家庭の親でダブルワーク、トリプルワークで働いているため、そういった体験ができにくい家庭も現実にはあるだろう。また、共働き家庭も含めて子どもが学校などから帰っても家に誰もいないこともある▼文化的な体験の積み重ねだけでなく、子どもがその瞬間に感じた嬉しいこと、悲しいこと、切ないこと、楽しかったことなど、誰かに聞いてほしいのに話す人がいないことが、もしかしたら一番つらいことなのかもしれない▼私自身も子どもと過ごす時間があまり取れないことに胸を痛める日々だ。そんなとき、親や先生だけでなく子どものことを気にかけて話しかけてくれる人の存在や安心できる居場所、親以外の大人と触れ合う場所がとても心強い▼大人も子どもも同じ時代を過ごしている仲間として誰もがつながりを感じて暮らせる社会でありたい。(NK)