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もえくさ(2018年11月)

 本年6月より大阪北部地震、西日本豪雨、台風21号、24号、北海道胆振東部地震と、日本列島は相次ぐ災害に見舞われ、現在も避難生活を余儀なくされている人が居る。京都府内を含む尊い命が数多く失われた。心よりご冥福をお祈りしたい▼全国各地からボランティアの応援が寄せられ、京都府内をはじめ被災地社協は、災害ボランティアセンターをいち早く立ち上げた。被災者・災害弱者の「助けて」の声を積極的に「キャッチ」し、支援につなげる努力を続けている。被災地が復興を遂げるためには、公的支援を土台に、コミュニティによる支えがカギとなる▼ところで、地域には、生活困窮に陥り孤立状況にあるなど生きづらさを抱えている人が多く居る。しかし、災害の場合と異なり、問題が見えにくく、「努力不足」など個人の問題と見られがちだ。福祉関係者でさえ認識が十分でない場合がある▼本当に個人の問題だろうか。貧困は病気や失業などの要因によって起こりうる。災害と同様、誰にも起こりうるのだ。そもそも、貧困の世代間連鎖は個人の問題ではない。貧困と孤立によって人としての尊厳が保てない状況を見過ごしてはならない。地域のなかで豊かに暮らすことができる公的支援とコミュニティづくりが必要である▼京都府社協が2年間取組む「生活困窮社会における地域づくり研究会」は、まもなく終了する。最終報告案に対し幅広く意見参加の機会を設け、これからの地域づくりのビジョンを示す予定である。(TS)