研究会について
 

生活困窮社会における地域づくり研究会とは

研究会の目的

この研究会は、当事者、関係機関・専門職がそれぞれの立場からの実践報告、具体的な取組の提案を出し合い、自由に意見を述べて、生活困窮について共通理解や政策研究を深めようとするものです。研究会で得た成果は提言などを通じて社会に還元し、「当事者を中心に据えた生活困窮社会における地域づくり」を目指しています。

困窮社会の実態

失業、病気、家族の介護などをきっかけに生活困窮に陥る人が増えています。日本人の6人に1人が貧困層であり、地域社会のなかに確実に貧困問題が広がっています。貧困が世代間を超えて連鎖し、子どもや若者の未来に希望が持てない状況が生み出されています。

貧困率の年次推移

生活意識別世帯数の構成割合の年次推移
(データ元:厚生労働省平成26年国民生活基礎調査(平成25年)の結果から「グラフでみる世帯の状況」)

生活困窮者・家族の多くは、単に経済的に困窮しているだけでなく、複雑な生活課題を抱えており制度の隙間に陥ることが多くあります。そして、家族や地域のつながりの希薄化によって孤立しやすい状況です。生活困窮状況にある当事者が自らの生活課題・要求を発信することが難しく、問題の所在や構造が見えにくいことから、地域住民や専門機関の間で、生活困窮問題に対する捉え方がさまざまとなっています。
京都府内各自治体においても平成27年4月より、生活困窮者自立支援制度に基づく支援がスタートしました。生活困窮者に対し、地域が主体となって相談支援を展開し、包括的に自立を支える仕組みづくりや地域づくりの再構築の重要性が認識されています。生活困窮者の声なき声に耳を傾け、潜在化している困窮者の発見、当事者の望む暮らしに寄り添う支援のため、支援機関、専門職や地域住民等によるネットワーク、連携・協働の取組みが重要となっています。

今後の開催予定

日時 開催形式 議事内容 主な報告者
第1回開催済 平成28年12月14日(水) オープン 「生活困窮社会の実像①」 研究会委員
第2回開催済 平成29年1月18日(水) オープン 「生活困窮社会の実像②」 研究会委員
第3回開催済 3月8日(水) オープン 「生活困窮社会の実像③」~当事者の声から~ 当事者・団体等
第4回開催済 4月12日(水) オープン 「生活困窮社会の実像④」~子どもの貧困問題を中心に~ 支援機関・団体等
第5回開催済 平成29年8月 オープン 「生活困窮問題と地域支援のあり方」 研究会委員等
第6回 平成29年8月 オープン 「中間報告案」の検討※ホームページ上の掲載、関係団体等への意見聴取(平成29年9月) 研究会委員
第7回 平成29年10月 オープン 「中間報告・政策提案」の確定・公表 研究会委員
第8回 平成29年11月 オープン 「生活困窮者の発見の方法」 研究会委員,ゲスト
第9回 平成30年1月 オープン 「社会資源不足の場合の対応」 研究会委員,ゲスト
第10回 平成30年4月 オープン 「ソーシャルワーカーの専門性」 研究会委員,ゲスト
第11回 平成30年6月 オープン 「住民参加、地域福祉計画、政策提言」
第12回 平成30年8月 オープン 「報告書(政策提言書)案」の検討※ホームページ上の掲載、関係団体等への意見聴取(平成30年9月) 研究会委員
第13回 平成30年9月 「報告書・政策提言書」の確定・公表「今後の取組み」について 研究会委員

生活困窮社会における地域づくり研究会委員 (敬称略)

研究会委員氏名 所属
吉永 純 花園大学社会福祉学部教授 *座長
志藤 修史 大谷大学文学部社会学科教授(地域連携室室長)*副座長
久泉 昭人 宇治市役所(福祉こども部生活支援課長)
芹澤 出 野菊荘施設長(社会福祉法人宏量福祉会理事長)
平田 義 愛隣デイサービスセンター所長(社会福祉法人イエス団常務理事、民生委員)
小出 新一 全国手話研修センター所長(社会福祉法人全国手話研修センター常務理事)
甲田 由美子 京都民医連中央病院患者総合支援部門部長(患者総合サポートセンター長)
中西 多嘉子 保護司(南丹地区保護司会、地域福祉権利擁護事業生活支援員)
川田 雅之 京都老人福祉協会 春日丘センター施設長
西野 美穂 社会福祉法人長岡京市社会福祉協議会総合生活支援センター長
渡邊 かおる 社会福祉法人木津川市社会福祉協議会事務局長