笑って泣いて!誰かの人生に寄り添う仕事
ヘルパーストーリー

ヘルパーストーリーvol.11

ヘルパーステーションやすらぎN さん

ヘルパー経験年数:
1年
役職:
得意な介護:

ヘルパーと私

私はこれまで13年間、介護職としてデイサービスに勤めていました。そんな折離れて暮らす義母の認知症が進み、同居を考えていた矢先、義母が脳梗塞で入院しました。高次脳機能障害のため言葉が思うように出ず、食事や歩行、排泄と全てに介護が必要となり、退院し同居することになりました。退職も考え、上司に相談すると、「介護離職はもったいない。介護は人の力を借りたらよい。」と言われ、私の気持ちがとても楽になったのを覚えています。その後、介護のために勤務時間短縮の希望を出し、一日4時間の勤務で現在のヘルパー業務に就くことになりました。ヘルパーは、ご利用者の生活に合わせて、本人や家族への身体的精神的なケアを行う大切な仕事だと思っています。異動当初は、初めてのことに不安もありましたが、家では介護をしながら、ヘルパー業務に携われることは、とても良い経験になっています。在宅介護による技術的なことがしっかりと学べ、自宅では介護者として実践し、役立てることができています。また、職場の主任や先輩は、私自身の介護の不安や疑問にも、アドバイスをして下さり、精神的に支えになってくれています。家族は「日々介護で疲れている」という事も実感しました。私は、まだまだヘルパーとしては未熟ですが、自宅介護をしながらでも働きやすい職場や、このような先輩方の傍で仕事ができることに、とても感謝しています。これからも学んだことを忘れずに、在宅での介護をされている方へ、ヘルパーとして、介護経験者として、お役に立てるよう精一杯努めていきたいと思っています。

一緒に働く職場の仲間より

「いろんな働き方の職員がいてくれるおかげで、助けてもらう事が沢山あります。事業所として、働きやすい職場作りを心掛けています。」