介護、暮らしのプロ。ヘルパーさんの知恵や工夫！

煮物をすると必ず出るのがアク。このアクをこまめに取らないと、せっかくの料理も台なしです。
そこで登場するのが、超簡単でしかもリサイクルになるスーパーアク取り器。これを使えばアクがすばやくきれいに取れるのです。

さて、そのアク取り器の正体とは、なんと、出がらしのティーバック。
ティーバックの片方だけを切って下からはがし、中身を捨てます。残った袋をきれいに洗い、半日ほど乾かすだけで、これを鍋に浮かべてくるくると回せば、肉や野菜から出たダシを取ることなく、アクだけがきれいに取れるのです。繊維業者に尋ねたところ、ティーバックの袋は不織布というものでできており、不織布は普通の紙より目が粗いそうです。この目が粗いという性質によって、繊維のすき間にアクが入り込み、アクをどんどん吸い取っていくというわけだったのです。

捨てればただのゴミとなるティーバックですが、このようにリサイクルすれば、とても役立つアク取り器に変身。普段から使い終わったティーバックで、このアク取り器を作りためておけば、料理をすると時に大活躍。アクをきれいに取っておいしく料理をいただきましょう。